
『ルノワール―伝統と革新』
世界中で愛されるフランスの印象派の巨匠、ピエール=オーギュスト・ルノワールの回顧展『ルノワール―伝統と革新』が、1月20日(水)から六本木の国立新美術館にてスタートする。19日には、報道内覧会が開催された。
本展は、ゆかりの土地や人物を通してその画業に迫った「第1章 ルノワールへの旅」から、生涯を通して表現を追求し代名詞となった“裸婦像”を中心とした「第2章 身体表現」、いままであまり触れられることがなかった装飾芸術について描いた「第3章 花と装飾画」、そして、仕立て職人の家に生まれたルノワールの愛した18世紀のフランスのファッションを中心とした「第4章 ファッションとロココの伝統」と、ルノワールの魅力を4つのキーワードに分けて紹介する。
ボストン美術館やワシントン・ナショナル・ギャラリーなど、国内外の主要コレクション77点が集結し、ポーラ美術館の協力のもと、最新の光学調査によって解明したルノワールの技法など、新たな発見や驚きとともに作品を見ることができるのも興味深い。幸せなムードの中で絵を描いたという彼の作品は、どれをみても色彩が豊かなきらきらとしたものばかり。春が待ち遠しくなる展覧会になっている。
『ルノワール―伝統と革新』
会場:国立新美術館
会期:1月20日(水)~4月5日(月) ※火休
時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
※金曜は~20:00(入場は19:30まで)
料金:一般1500円 大学生1200円 高校生800円
お問い合わせ:ハローダイヤル TEL03(5777)8600
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