
ヤマハ銀座ビル
2010年2月26日(金)にリニューアルオープンする新・ヤマハ銀座ビル(東京都中央区)の内覧会が2月22日に行われた。
1951年に誕生した旧ビルの老朽化に伴い、約3年をかけてリニューアルされたヤマハ銀座ビル。“伝統と革新の融合”をコンセプトとした外観は、表層を覆うガラスにランダムな濃淡を付けた金箔を挟み込み、音の揺らぎやリズムを視覚的にイメージする。地上12階・地下3階の各フロアには、初心者からプロまでのニーズをカバーする国内最大級の楽器・楽譜売場、最大で3000人が在籍可能な大人の音楽教室、コンサートホール、スタジオを兼備。時代のニーズに応える音・音楽の発信拠点を目指す。
今回のグランドオープンで特に注目なのが、7階から9階フロアのヤマハホール。音響設計技術をはじめ、楽器メーカーであるヤマハの専門技術を結集し、アコースティック楽器に最適で豊かな響きを追求。今回の内覧会で演奏を披露した礒絵里子は「木の温もりがまるでピアノの内部のような印象を受け、今日もとてもリラックスして演奏できました。音響面でも色々な楽器と相性が良いホールだと思います」と絶賛。また三浦友理枝も「ステージ上と客席の響きが同じように聴くことができるのは素晴らしいですね。自分の演奏を2割・3割底上げしてくれるので、色々な作品や編成でもやってみたいですね」と演奏家たちも好印象のもよう。コンサートも2月26日(金)から28日(日)のオープニング公演を皮切りに、3月5日(金)『中村紘子50周年ピアノ・リサイタル』、3月24日(水)『ブラスの祭典』など、充実のラインナップが予定されている。
ヤマハ銀座ビルは2月26日(金)にグランドオープン。初日から3月30日(火)までオープニングフェアを実施し、ワンコインコンサート、各種楽器のオープン記念モデルやオリジナルグッズの発売などの特別企画を予定する。また周辺のスイーツ店とのコラボ企画『Music & Sweets』を3月27日(土)まで実施。オリジナルスイーツ、クーポン、プレゼントなどが企画されている。
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