
「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2009」より (c)三浦興一
ゴールデンウィークの風物詩として定着した世界最大規模のクラシック音楽フェスティバル「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭」。その2010年度記者発表が2月23日に東京国際フォーラムで行われた。
開催6年目となる今年の「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」は、5月2日(日)から4日(火・祝)の3日間、東京国際フォーラムで開催。また丸の内周辺エリアでは4月28日(水)よりプレ・イベントなどを実施。公演数は約300(内有料公演は178)を予定する。1公演約45分でコンサートのハシゴが気軽に可能、平均2000円から3000円と手頃なチケット価格、例年好評の0歳から入場可能のコンサート、無料イベントも多数と、音楽祭のコンセプトも従来どおり。
今回の音楽祭の中心となるのが作曲家ショパン。ショパン生誕200周年を記念した『ショパンの宇宙』をテーマとし、ショパン全作品を網羅する。加えてリスト、メンデルスゾーンなどのショパンと同時代の作曲家や、バッハやモーツァルトなどショパンが敬愛した作曲家の作品、またショパンの故国ポーランドの民俗音楽など、多彩な作品が演奏される。またショパンやリストが出演した19世紀パリの演奏会、ショパンの葬儀で演奏されたプログラムも再現。アーティスティック・ディレクターのルネ・マルタンも「ショパンが大好きだったもの、実際に演奏会で弾いたものをたくさん集めました。まるでショパンがアーティスティック・ディレクターになったかのような音楽祭を楽しんでもらえると思います」と記者会見で語るように、バラエティ豊かな企画が予定される。
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2010『ショパンの宇宙』は、5月2日(日)~4日(火・祝)に東京国際フォーラムで開催。チケットの一般発売は4月3日(土)より開始。また今年は金沢、新潟、びわ湖でも開催される。
【東京】
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2010『ショパンの宇宙』
開催期間:4月28日(水)~5月4日(火・祝)
会場:東京国際フォーラム/丸の内・周辺エリア
【金沢】
ラ・フォル・ジュルネ金沢『熱狂の日』音楽祭2010『ショパン、ジェネラシオン1810』
開催期間:4月29日(木・祝)~5月5日(水・祝)
会場:石川県立音楽堂、金沢市アートホール/北陸エリア(福井・石川・富山)
【新潟】
ラ・フォル・ジュルネ新潟『熱狂の日』音楽祭2010『ショパンとバロック』
開催期間:4月30日(金)~5月1日(土)
会場:りゅーとぴあ、燕喜館、新潟市音楽文化会館ほか
【びわ湖】
ラ・フォル・ジュルネびわ湖『熱狂の日』音楽祭2010『ショパンとモーツァルト』
開催期間:5月1日(土)~2日(日)
会場:びわ湖ホールほか
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