
フラワーカンパニーズ @タワーレコード新宿店
全国ツアーの12月4日(土)東京・SHIBUYA-AX公演から、ドラムのミスター小西が完全復帰することを11月18日に発表したフラワーカンパニーズが、この日、最新アルバム『チェスト!チェスト!チェスト!』の発売記念イベントを、タワーレコード新宿店にて開催した。
フラワーカンパニーズは、鈴木圭介(vo)、グレートマエカワ(b)、竹安堅一(g)、ミスター小西(ds)の同級生4人により1989年に名古屋にて結成、今年で21年目を迎える。ミスター小西は右足負傷のため、9月に始まった同ツアーは、代打としてクハラカズユキ(The Birthday、M.J.Q etc.)、サンコンJr.(ウルフルズ)をサポートメンバーに迎えて開催していた。
ミスター小西はこの日、骨折以来久しぶりにファンの前に登場。緊張した面持ちだったが、大きな歓声で迎えられ「こんなに人の顔を観るのは久しぶり。やっとアルバムの反応を肌で感じることができた。迷惑をかけた分、とにかくライブをやって、皆さんにもっと喜んでもらいたい」と笑顔を見せた。12月4日(土)はミスター小西41歳の誕生日でもあり、メモリアルなライブになりそうだ。
イベントの司会進行は、メンバーと親交が深いダイノジが担当し、息の合ったトークを繰り広げた。ダイノジは新作を大絶賛し、特に8曲目の『切符』から『チェスト』の流れが好きだと話すと、グレートマエカワは「新作は曲順にももちろんこだわっている。ライブで披露しているが、全般的に反応が非常によくてありがたい」と熱く語った。新作についてはメンバー全員「最高傑作」と声を揃え、竹安は「最高のものができたと思っている。『エコー』をはじめ、今までのアルバムのさらに上をいく作品ができた」と力を込めた。また竹安をはじめ全員が“名曲”と称賛した『日々のあぶく』について、鈴木が「ミスター小西と一緒に演れるまで残して置きたかった曲で、12月4日がライブ初披露」と明かした。鈴木もまた「本当にいいアルバムができた」と振り返り、「まずは買っていただき、ライブに来て欲しい。フラカンファンはチケットを直前まで買わないが、いつまでもあると思うなよ!(笑)」と煽るなど、終始場を盛り上げた。
トークの後、アコースティックミニライブで『チェスト』『ラララで続け!』の2曲を披露。その後、サイン入りポスターや特製Tシャツなどのプレゼント抽選会が行われ、大盛況のうちに幕を閉じた。タワーレコードでのインストアイベントは、12月10日(金)に大阪・梅田NU茶屋町店でも開催。
全国ツアー「チェスト!チェスト!チェスト!」は、11月27日(土)青森・28日(日)盛岡までクハラカズユキが代打を務める。12月4日(土)東京公演の後は来年2月まで、京都・福岡・名古屋・静岡・岡山・広島・心斎橋の各地を廻る。チケット発売中。年末には「COUNTDOWN JAPAN 10/11」への出演も決定。
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