エリザベス女王が『英国王のスピーチ』を鑑賞！その感想はいかに？ 2011/2/7 17:47配信

第83回アカデミー賞で最多となる12部門でノミネートされ、いま最も注目を集めている映画『英国王のスピーチ』。本作を、現地時間の2月4日（金）にエリザベス女王が鑑賞したと、米配給会社ワインスタインカンパニーが発表した。

『英国王のスピーチ』は吃音に悩む英国王ジョージ6世が自らのコンプレックスを克服し、国民から信頼される強くて優しい王になるまでを描いた真実の物語。妻エリザベスとの夫婦愛や言語障害の専門医との友情、そして子どもたちを愛する優しい父親を、ときにコメディ要素を織り交ぜて描いている。

配給会社の当初の見解では、エリザベス女王の父親であるジョージ6世が吃音を克服したことを描いた本作を、“女王は観ない”と思われていたが、アメリカに続いて本国でもヒットを飛ばし、第68回ゴールデン・グローブ賞で主演男優賞を、第22回アメリカ製作者組合賞（PGA賞）では最優秀作品賞を受賞するなど、名立たる映画祭の賞レースで名前が上がっている話題作だけに、女王も興味を持たれたようだ。

また、通例としてロイヤルファミリーは公式にエンターテインメントについての感想は述べないと言われているため、女王がこの映画を観てどのような感想を持ったのかは想像の域を出ないが、日本時間で2月28日（月）に発表される第83回アカデミー賞で本作がオスカーを受賞したあかつきには、女王からなにか特別なコメントが発表されるかもしれない。日本での公開は、2月26日（土）TOHOシネマズ シャンテ、ル・シネマほか全国にてロードショー。

『英国王のスピーチ』
2月26日（土）TOHOシネマズ シャンテ、ル・シネマ他全国ロードショー

(C)2010 See-Saw Films. All rights reserved.