カンヌも絶賛する鬼才アトム・エゴヤン監督の新作『クロエ』が日本公開決定 2011/2/17 15:06配信

『スウィートヒアアフター』でカンヌ映画祭グランプリを受賞するなど独自の作品世界で人気を博すカナダの鬼才アトム・エゴヤン監督の最新作『クロエ』が5月に日本公開されることが決定した。

アトム・エゴヤン監督は、『アララトの聖母』や『秘密のかけら』など、鮮烈な映像表現と、大胆な題材選び、繊細な人物描写で高い評価を受ける映画作家。最新作の『クロエ』は、2004年に日本公開されたエマニュエル・ベアール、ファニー・アルダン主演の仏映画『恍惚』を、エゴヤン監督が再映画化した作品。産婦人科医として成功し、家庭にも恵まれた女性が夫の浮気を疑ったことから、偶然知り合った若い娼婦クロエに夫を誘わせ、その反応を報告させる計画を思いつく。しかし、それは疑惑と誘惑の迷宮の入り口で……

『シングルマン』やオスカー候補作『キッズ・オールライト』のジュリアン・ムーアがキャサリンを、『シンドラーのリスト』『96時間』のリーアム・ニーソンがキャサリンの夫・デイヴィッドを、『マンマ・ミーア！』で一躍スターの仲間入りを果たした若手女優アマンダ・セイフライドがクロエを演じ、トロント映画祭でワールドプレミアが行われるなど、全米・全英公開前から注目を集めた。

『クロエ』はブロードメディア・スタジオの配給で5月から全国順次公開される。

『クロエ』
5月 TOHOシネマズ シャンテほか全国順次ロードショー