
フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2011
ミューザ川崎シンフォニーホールが主催する夏のクラシック音楽祭「フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2011」が、7月27日(水)から8月14日(日)まで開催。ミューザ川崎シンフォニーホールは、東日本大震災での被害により、現在はホールが使用できない状況だが(復旧工事の完了は2013年3月末予定)、代わりに川崎市内各地のホールを利用して行われる。
2005年から毎夏開催されているフェスタ サマーミューザ KAWASAKIは、首都圏で活躍する9つのオーケストラの競演を中心とする、クラシック音楽祭。ほとんどの公演のチケット価格が2000~3000円で、公開リハーサルや出演者によるトーク、ファミリー向けコンサート、楽器体験企画などが盛り込まれ、クラシック通からビギナーまで親しめるコンセプトで好評を博している。
6月13日に行われた記者会見では、現在復旧工事中のミューザ川崎に代わり、昭和音楽大学 テアトロ ジーリオ ショウワ、洗足学園 前田ホールをはじめ川崎市内の5会場で開催することを発表。「ミューザ川崎シンフォニーホールが使えないが、川崎市内の様々な場所で開催することで、違った味わいになると思う。市全体で『音楽のまち・かわさき』の取り組みを進めたい」(阿部孝夫/川崎市市長)、「こうした時代だからこそ、文化・芸術で人々の心を癒すだけでなく、明日への希望をつなげることがオーケストラの仕事だと思う」(加納民夫/日本オーケストラ理事・事務局長)と抱負を述べた。
「フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2011」は、7月27日(水)から8月14日(日)まで、昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワ、洗足学園前田ホール、サンピアンかわさき、エポックなかはら、幸市民館にて開催。チケットは発売中。
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