
『それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星』
雑誌「ぴあ」調査による7月1日、2日公開の映画・満足度ランキングは、毎夏恒例の人気アニメシリーズの第23作『それいけ! アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星』がトップに輝いた。2位に英国の人気児童文学を実写化したファンタジー『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』が、3位にシリーズ累計5000万部を突破した荒川弘原作の人気作の劇場版最新作『鋼の錬金術師 嘆きの丘〈ミロス〉の聖なる星』が入った。
1位の『…すくえ!ココリンと奇跡の星』は、遥か遠くになるテヘン星から地球にやってきた宇宙人ココリンとアンパンマンたちの交流を描いた作品。今年も出口調査では親子連れの支持が圧倒的に高く「アンパンマンたちといっしょにうたってたのしかった。かわいいドキンちゃんがすき」(3歳・女子)、「ぼくのすきなカレーパンマンがえいがにもでてきてうれしかった」(2歳・男子)との声が挙がる一方で、「TV版とは違って、映画版のクオリティの高さには親の私でも満足」(37歳・男性)、「エネルギーの問題を扱っていて、今の時期にピッタリ」(34歳・男性)、「松雪泰子がココリンという男の子を演じていて、普段とは違うところを見られた」(34歳・男性)など親の世代からも好評を集めた。
2位の『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』は、エマ・トンプソン演じる魔法使いナニーが魔法を使って子どもたちに“教え”をさずけていく物語。本作も親子連れが目立ったが、女性からの評価がより高く「ほのぼのとしていて、子どもと一緒にのんびり観られる貴重な映画」(40歳・女性)、「戦争というものが根底にあって、父親の帰りを待つやんちゃな子どもたちが、だんだんと成長し、母親を助けるようになっていくところがいい」(48歳・女性)などの感想が寄せられた。
(本ランキングは、2011年7月1日(金)、2日(土)に公開された新作映画11本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
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