
映画『ライフ』のイベントに登場した丸山選手とm-floのVERBAL
製作期間6年、撮影日数3000日、総製作費35億円をかけたBBC EARTHによるネイチャードキュメンタリー映画『ライフ ―いのちをつなぐ物語―』の公開を記念したチャリティ企画“ワンライフ・プロジェクト”がこのほどスタートし、8日に英国大使館で、女子サッカー日本代表“なでしこジャパン”の丸山桂里奈選手と、アーティストでm-floのメンバー・VERBALが参加したプロジェクト発足記念会見が行なわれた。
本プロジェクトは、映画が描く「逆境に負けず力強く生き抜く生物たちの姿を通して“生きること”へのエールを贈りたい」というメッセージに強く感銘を受けたイギリスを代表するファッションデザイナー、キム・ジョーンズ氏と、本作の製作BBC EARTHが行うもので、ジョーンズ氏が動物をモチーフにデザインしたオフィシャルTシャツを販売し、Tシャツ1枚につき1冊のノートが被災地の子どもたちに届けられるほか、サッカーのザッケローニ監督、F1ドライバーの小林可夢偉らも本企画への参加を表明している。
ジョーンズ氏と親交のあるm-floのVERBALは本プロジェクトのオフィシャルTシャツを着て登場し「キムは幼少時代にアフリカに住んでいて自然が大好き。今回のプロジェクトは復興支援にもつながるし、彼らしいと思った」と語り、映画について「6年間に渡って撮った映像の数々がとても素晴らしい。動物も進化していくように、失敗を繰り返していくことによって新しいものが見えてきたりすると思うので、本当に続けていくことが大事だと伝えたいです」と呼びかけた。また、「自身を動物に例えるなら?」と質問された丸山選手は「性格的には、仲間を大事にする点で(映画を観て)一番共感した“チーター”です。監督は家族愛の象徴である“象”ですかね」と話し、澤選手について「“イルカ”。見た目は優しそうに見えるけど、内面は獲物に対する闘争心がすごいから」と笑顔で“なでしこファミリー”について回答するひと幕もあった。
映画は、従来のネイチャードキュメンタリー作品では見ることのできなかった自然の美しさや“動物たちの目線”を最新のカメラ技術で捉え、世界18か国、24か所を股にかけ全15シーンに及ぶ史上初の決定的瞬間と、あらゆる動物の20を超えるエピソードで生命の強さと美しさを描いている。
『ライフ -いのちをつなぐ物語-』
9月1日(木)より、TOHOシネマズ日劇ほか世界最速全国ロードショー
(C)BBC Worldwide Limited 2011
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