チケットのことならチケットぴあチケットぴあ

こんにちは、ゲストさん。会員登録はこちら

人間が“モノ”を演じる! 人気劇団の新作が映画館に登場 2011/9/22 17:25配信

『ギンギラ太陽's はじめてモノ語り ボーン・トゥ・ラン~夢の超特急~』を手がけた大塚ムネト

福岡を中心に観客動員を増やし続けている劇団“ギンギラ太陽's”の舞台を映像化した映画『ギンギラ太陽's はじめてモノ語り ボーン・トゥ・ラン~夢の超特急~』が23日(金)から全国公開されるのを前に、本作を手がけた大塚ムネトがインタビューに応じた。

電車が会話をするアニメや人形劇は過去にも存在したが本作は、かぶりモノをつけた俳優たちが電車や駅、地方の名産までを演じ、新型新幹線の登場によって、引退・廃車の宣告を受けた初代0系新幹線の想いを綴っていく。地元・福岡で圧倒的な人気を誇る劇団“ギンギラ太陽's”。しかし、大塚は舞台をそのまま映像化せずに、子どもたちも気軽に楽しめる45分の映画にした。「本当は舞台を観て欲しいんだけど…というマイナスな発想からスタートする作品にはしたくなかったので、ギンギラの手法は変わらないけど、映像にしか出来ないことにチャレンジさせてもらいました。でも、出来あがった物はやはりこれもギンギラでしたね」。

“ギンギラ太陽's”の作品の登場人物はいつも人ではなく“モノ”だ。「モノに集約させることで、創業者やそれを支えてきた1000人の声や想いをキャラクターひとつで表現できる。それにギンギラでは、(銘菓の)ひよこと新幹線が同じ大きさだったり、国産飛行機YS-11に新幹線がしがみついて空を飛んだりしてますからね。そういった飛躍が許されるのも、お客さんが“モノが語る熱い想い”を納得してくれているからだと思います。表現者として、このスタイルはとても気に入っています」。

確かに本作では俳優たちが“モノの想い”を体現することで、CGを駆使しても決して表現できない“ギンギラ流スペクタクル”が描きだす。「お子さんはかぶりモノの見た目を楽しんでもらえるでしょうし、時代を背景にしているので、親はそれを支えてきた人やモノに自分を重ねて物語を見ることが出来ます。3月11日以降、私も“物語で何が出来るのか?”をずっと自問していましたが、技術や想いは捨てられるものでなく繋がっていくんだ。時代だけでなく人も地域も繋がっていくんだ、というメッセージを込め、脚本も変えています」。

ちなみに、劇中に登場する“かぶりモノ”の造形もすべて大塚が手がけている。「型紙は一切ないので、いつも自分はすべてアドリブで作ってます。造形の極意は“強調”と“省略”。決して実物とそっくりなものが良いわけではないですからね。うちは建築業で小さい頃はおもちゃをまったく買ってもらえなくて、子供に大工セットと木を与える親だったんですよ。だから小さい頃から、自然と工作をする習性はありました。でも、今その反動がすごくて、超合金とかに目が無いです!」。

『ギンギラ太陽's はじめてモノ語り ボーン・トゥ・ラン~夢の超特急~』
9月23(金・祝)よりワーナー・マイカル・シネマズにて全国公開
※3歳以上中学生以下:500円 高校生以上:1000円

人間が“モノ”を演じる! 人気劇団の新作が映画館に登場の関連リンク

このページ「人間が“モノ”を演じる! 人気劇団の新作が映画館に登場|チケットぴあ」上部へ
「人間が“モノ”を演じる! 人気劇団の新作が映画館に登場」のページです。アーティスト・劇団・スポーツチームなどの最新情報はチケットぴあで!
プライバシーポリシー外部送信ポリシーぴあ会員規約特定商取引法に基づく表示旅行業登録票・約款等動作環境・セキュリティ公演中止・延期・発売方法変更などのお知らせチケットを委託するには
アフィリエイト募集ぴあ会社案内お問い合わせ     「ログアウト」

チケットぴあに掲載されているすべてのコンテンツ(記事、画像、音声データ等)はぴあ株式会社の承諾なしに無断転載することはできません。

Copyright c PIA Corporation. All Rights Reserved.