
(写真左より)車屋紳太郎(川崎フロンターレ)、内田篤人(鹿島アントラーズ)
『2018JリーグYBCルヴァンカップ』 プライムステージ・準々決勝が9月5日(水)・9日(日)に開催される。中でも鹿島アントラーズ×川崎フロンターレが話題を集める。鹿島はMF三竿健斗、DFチョン・スンヒョンを、川崎Fは小FW林悠、MF守田英正(大島僚太の負傷辞退での追加招集)、DF車屋紳太郎を代表で欠き、両クラブの総合力が問われる。特に鹿島は『ACL』準々決勝第2戦、『天皇杯』ラウンド16も含め9月に全8試合を戦う。21歳以下のスタメン出場という『ルヴァン杯』のレギュレーションも加味し、いつどこで誰を使うか、大岩剛監督の手腕も問われるだろう。
準々決勝で当たるにはもったいない潰し合いだが、当人たちにとってそんな意識はない。7月28日の組み合わせ抽選会に登場した鹿島・内田篤人、川崎F・車屋は、次のように準々決勝への意気込みを語っていた。
「鹿島も川崎Fも優勝を目指しているチーム。どこで当ろうと一緒。どうせやるんだから。川崎Fには前半戦で負けているので、リベンジという気持ちもある。そう簡単にはいかないだろうけど、チーム一丸となってやっていきたい」(内田)
「鹿島と対戦する時は選手のモチベーションも高くなる。早い段階で鹿島を倒せるようがんばりたい」(川崎F・車屋)
内田は今大会を意識せず、車屋は意識すると言う。
「リーグ戦、『天皇杯』、『ルヴァン杯』、僕らには『ACL』も残っている。チームとしては4つ(タイトル獲得を目標に)掲げている。ここでフロンターレと当たっても上に行けるように、チームとしてがんばりたい」(内田)
「リーグ戦は昨季取れたが、なかなか一発勝負のカップ戦では強さを出せていないので、今年はそういったところが強いというのを見せたい。ぜひカップ戦は取りたい」(車屋)
さらに互いの印象について、次のように語った。
「スピードを持って、勢いよく上がるし、守備とか細かいところをサボらない。観ていて勉強になる。日本代表や『ワールドカップ』を目指してもらいたい。左サイドバックは長友大先輩がやっていたので、その後継者にイチオシ」(内田)
「僕はテレビでずっと観ていて、同じサイドバックとして憧れの選手。僕もプロになった以上はそういった選手に負けたくない気持ちもあるので、どんどん向かっていきたい」(車屋)
車屋が代表に招集され、注目のマッチアップは実現しないが、鹿島×川崎Fの注目度は変わらない。『ルヴァンカップ』 準々決勝は、9月5日(水)・茨城県立カシマサッカースタジアム、9日(日)・味の素スタジアムにてキックオフ。チケット発売中。
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