
橋岡大樹(浦和レッズ) (C)J.LEAGUE
番外戦では鹿島アントラーズの先勝か。『2019明治安田生命J1リーグ』第16節の3日前に三竿健斗(鹿島)と橋岡大樹(浦和レッズ)が『2019JリーグYBCルヴァンカップ』プライムステージのオープンドロー(抽選会)に参加。対戦カードごとのインタビューが行われた。
「鹿島とは『ACL』でも戦う可能性があるが、まずは『ルヴァンカップ』。しっかり勝ちたい」と橋岡が先手を打てば、三竿は「浦和とはまず来週のリーグ戦があり、『ACL』もあるかもしれないが、全部勝ちたい」と橋岡が触れなかった『明治安田J1』を含めて必勝を宣言。
相手の印象については、両者は次のように語った。
「ハードワークをしてくる印象。浦和×鹿島は伝統の一戦といっても過言ではないほど。楽しみにしている」(橋岡)
「個の力が高く、日本のトップレベルの選手が揃っている」(三竿)
さらに相手に負けない自分たちの強みについて質問が飛ぶと、橋岡は「ハードワークするところは負けない」と言い放つと、すかさず三竿は「ハードワークするのは当たり前。タイトルを取るという義務感は他のチームにないほどの本気度がある」とキッパリ。
三竿の強烈な返しを聞いた橋岡は「わあ、大丈夫ですか。僕のコメント、うすくないですか(笑)」と思わず確認。バチバチ(?)の前哨戦は鹿島に軍配が上がった。
さて、浦和×鹿島である。ともに1試合消化ゲームが少ない中、11勝4分4敗・勝点37の暫定4位・鹿島に対し、浦和は8勝3分8敗・勝点27の暫定9位に甘んじる。鹿島はここ6試合負けなしの3連勝、一方の浦和はここ5試合で3勝2敗ながら、第17節の大分トリニータ戦は『ACL』の韓国、大分のアウェイ2連戦の疲れ、第19節・横浜F・マリノス戦は誤審問題などエクスキューズがある。
大槻毅監督就任後の浦和にはいい風が吹いている。さらに前節は2年間の欧州挑戦から帰って来た関根貴大、2か月戦線離脱していた柏木陽介がピッチに立った。決定力不足に喘いでいた浦和はジュビロ磐田を相手に今季初めて3ゴールをマークしたのだった。対する鹿島はFW鈴木優磨、MF安倍裕葵、DF安西幸輝とレギュラークラスが立て続けに欧州へ旅立ったが、変わらぬ安定感を見せ付けている。法政大FW上田綺世も加入した。
直接対決の対戦成績を見ると、鹿島の30勝9分17敗。公式戦では鹿島の6連勝を経て、浦和が2連勝中。
『明治安田J1』第16節・浦和×鹿島は7月31日(水)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。第21節・浦和×名古屋グランパスは8月4日(日)・埼スタにて開催。8月4日(日)は来場者全員に『浦和レッズオリジナルデザインナップザック』をプレゼント。2試合ともチケット発売中。
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