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吉幾三が人情喜劇で魅了、世界を巡る歌のステージも! 2019/10/25 11:00配信

吉幾三

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現在、配信中の津軽弁ラップ曲『TSUGARU』がSNSなどで話題沸騰の演歌歌手、吉幾三。10月30日(水)には急遽『TSUGARU』のCD発売が決定するなど注目を集める中、12月には『吉幾三 特別公演』が大阪・新歌舞伎座でおこなわれる。第一部は松竹新喜劇の作品をベースにしたお芝居『どたばた遊侠伝 時代おくれの竜』を、そして第二部は『吉幾三 オン・ステージ ジャンルを超えて…吉幾三 世界の旅唄』の豪華2本立てだ。

「60歳を過ぎると物忘れがひどい」とボヤキ節の吉幾三。先日は歌番組の収録でヒット曲『雪國』の歌詞を間違えたそうで、「しょうがないから歌い直したよ。隣にいた五木ひろしさんに『2回歌ったみたいに疲れたわ』と言ったら、『2回聴いたみたいにいい歌だった』と言って笑ってたね」と、持ち前のユーモアも忘れない。芝居もアドリブ満載で楽しませる。「突然『昨日は旨いもんを食ったそうだね』と芝居の途中で相手に振ったりね。ひとしきりお客さんと一緒になって笑った後に、また本筋に戻す必要があるから。台詞は絡む相手の分まで覚えてる」と頼れる座長の横顔もチラリ。芝居心にも定評があり、緩急のノウハウは松竹新喜劇の大スター、藤山寛美を手本にしたと明かす。

「一方的に独学で芝居を学ばせてもらったのは寛美先生だけ。とぼけた話し方や芝居の間の取り方、すべてが勉強になりました。僕は田舎育ちの9人兄弟。20歳そこそこで大阪に出て、アイドル歌手としてデビューしたのが昭和48年のこと。当時、寛美先生の人情喜劇は、そうだよなと泣きながら観ていました。今でも大阪時代の友人と会うと大阪弁が出ます。そういう意味では松竹新喜劇の作品にはすごく思い入れがありますね」。

今回演じるのは香具師の竜三。面倒見のいい人気者だが、濡れ衣を着せられ流罪に。3年後、お礼参りに出向くはずが、物語は予想外の展開に…。「竜三は行った先々で困った人がいれば話を聞いて、お金を置いてくる。僕もよくコンサートで『安否確認に来ました』と冗談を言うんだけど、それと同じ。人情ですよね。気づけばどたばた喜劇に発展していく。最後は竜三の言葉で暗転になると思うので、大阪弁で面白く終わりたいですね」。

「第二部の歌のステージは構成をいろいろと考えているところですが、諸外国の歌をメドレーで歌うコーナーをもうけます。自分の歌も好きだけど、歌ったことのない歌に挑戦するのも好き。12月だしクリスマス曲があってもいいし、最後はインドネシア、韓国、アメリカとか各国の曲を民族衣装に早替えしつつ、現地語で歌う。スタッフからは“最後はハワイで、ウクレレ片手に上半身裸で出たら面白い”と言われるけど、風邪ひくのはこっちだからね。皆さんと楽しめるものをいろいろ考え中です(笑)」。

公演は12月1日(日)から18日(水)まで大阪・新歌舞伎座にて上演。チケット発売中。

取材・文:石橋法子

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