(写真左より)小林里歌子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)、猶本光(三菱重工浦和レッズレディース) (c)WE LEAGUE
7月5日、WEリーグタイトルパートナーおよびオフィシャルブロードキャスティングパートナー発表記者会見が行われた。タイトルパートナーにはYogiboを販売するウェブシャークと2年契約を締結、『Yogibo WEリーグ』をDAZNが2028-29シーズンまで8シーズンにわたって放映することが発表された。
会見にはWE リーグ理事で元なでしこジャパン監督の佐々木則夫、元なでしこジャパン・海堀あゆみ、日テレ・東京ヴェルディベレーザ・小林里歌子、三菱重工浦和レッズレディース・猶本光も出席。佐々木理事、海堀から選手へエールが送られた。
佐々木「『W杯』決勝での海堀選手の神がかったPKストップから10年、節目の10年で女子サッカーがまた新たに生まれ変わろうとしている。また次の『W杯』優勝へ向けて進んでいってほしい」
海堀「Lリーグからなでしこリーグ、そしてWEリーグとステップアップしてきたリーグ。先輩たちがつないでくれた結果、プロリーグができたのはうれしい。女子のプロリーグのひとつのモデルになってほしい」
両選手はチームの現状をこのように説明した。
猶本「プレシーズンマッチでいろいろ課題が出たので開幕までに改善したい」
小林「プレシーズンはベレーザとして課題ばかり。チームとして細かいところを突き詰めないといけない。開幕戦に来たお客さんに楽しんでもらえるよう突き詰めていきたい」
4人はそれぞれ『2021-22 Yogibo WEリーグ』開幕へ向けてコメントした。
海堀「初めてのプロリーグ。楽しみでしかない。新しい一歩を踏み出したので、みなさんにとにかく応援してほしい」
小林「WEリーグを知ってもらうために結果が大事。開幕戦で強いインパクトを与えられるような試合をしたい。来てくれた人が楽しめる試合をしたい」
猶本「なでしこが優勝し、世間の見方も変わった。WEリーグで女子サッカーの価値を上げられるよう、サッカー少女の夢の舞台になれるよう、しっかりとがんばりたい」
佐々木「東日本大震災で大変な時になでしこが勇気づけたように、このコロナ禍で大変な2021年も女子リーグから元気を発信できるようにしたい。彼女たちの活気あるプレーをぜひスタンド、DAZNで見てもらえれば」
開幕戦で対峙する猶本と小林はこう意気込みを語った。
猶本「サッカーを見ていて楽しいのはゴールシーンやゴール前のシーン。そういう見ていて楽しいシーンを増やしたい。小林選手はベレーザのキーマンだと思うのでしっかり対策を練って開幕戦を臨みたい。WEリーグのスタートになるので盛り上がる試合にしたい」
小林「前めの選手なので得点の部分にはこだわっていきたいし、やっている選手が楽しむことでお客さんも楽しめる雰囲気を作っていきたい」
『2021-22 Yogibo WEリーグ』は9月12日(日)開幕。味の素フィールド西が丘での東京NB×浦和をはじめ全5カードがキックオフ。
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