清水、MF補強で明治安田Ｊ１後半戦の逆襲へ 2021/8/11 16:56配信

8月11日、清水エスパルスの新加入記者会見が行われた。FCチューリッヒ(スイス)より加入したベンジャミン・コロリと、CRフラメンゴ(ブラジル)よりやってきたホナウド、ふたりのMFが次のようにコメントした。

コロリ「このユニフォームを着て、ベストを尽くしてプレーすることが今から楽しみ」
ホナウド「このチームの一員になれたことをうれしく思う。チームの勝利に役立てればと思っている」

プレースタイルについて質問されると、このように返答した。
コロリ「目標にしているのは創造性を発揮したプレー。それが自分の強み。創造性はパス、シュート、フリーキックで生かせる。また強さも負けないと思う」
ホナウド「ピッチ外では落ち着いた性格だが、ピッチ内では戦う姿勢を出すタイプだと思う」

スタンドで観戦した前節・横浜F・マリノス戦の印象を聞かれると、ふたりはこう答えた。
コロリ「非常にいい内容のゲームだったと思う。結果もしっかり勝点1を得て、勝点3を得るチャンスもあった」
ホナウド「非常にインテンシティが高い。ブラジルはリズムを大切にするが、ここまでスピードやインテンシティはない。このスタイルに早く慣れ、自分のプレーを発揮したい」

見せたいプレーについて、コロリとホナウドはこのように語った。
コロリ「チームのためにベストを尽くすこと。ゴールであったり、アシストであったり、チームのために結果を残すこと」
ホナウド「強さ、厳しさを持ったプレーをすること。守備で強さ、攻撃でもパスやミドルシュートなど自分の良さを発揮できれば」

清水での目標はこうである。
コロリ「残り半分、具体的な数字を挙げるのは難しいが、チームが成し遂げるようとしているトップ10、できればトップ8を達成したい。早く日本のサッカーに慣れて、自然とゴール数やアシスト数を増やし、チームの役に立ちたい」
ホナウド「次の試合に出られるかどうかは監督が決めること。その可能性が高くなるよう自分はベストを尽くしていく。リーグ戦ではこのクラブがいるべき少しでも高い位置で終えること。『天皇杯』でも次は強い相手だが、ベストを尽くして勝つ可能性を広げたい」

ふたりはサポーターへ以下のようにメッセージを送った。
コロリ「先日のスタジアムの雰囲気はサプライズだった。こんなに素晴らしい環境でプレーできるんだと感じた。これからも応援をお願いします」
ホナウド「このクラブの一員になれたことをうれしく思う。チームメイトと助け合い、クラブが目標を達成できるようハードワークを約束する。サポーターに少しでも喜びを届けられればと思っている」

ふたりは早ければ次節にでも日本デビューを迎える。次戦は8月13日(金)・IAIスタジアム日本平での『明治安田生命Ｊ１リーグ』第24節・ガンバ大阪戦。チケットは予定枚数終了。試合の模様はDAZNにてライブ中継。