
乾貴士(セレッソ大阪) (C)J.LEAGUE
4年ぶり2度目の『JリーグYBCルヴァンカップ』優勝へ向けて、セレッソ大阪が決勝前日公式練習で汗を流した。メディア対応には小菊昭雄監督、MF乾貴士、CB瀬古歩夢が登場、次のように意気込みを語った。
小菊監督「2017年のタイトルから長い月がかかった。今度いつチャンスが来るかわからない。タイトルまでもう少しのところまで来ているので、必ず全員の力で掴みたい」
乾「セレッソに帰って来るからにはタイトルというものはサッカー人生でひとつは取りたいと思っていたが、こんなに早くチャンスが来るとは。みんなに感謝したい」
瀬古「セレッソでずっとやってきたので、セレッソでずっとタイトルを取りたいと思ってきた。あとはやり切るだけ。優勝したいという気持ちと小菊さんを胴上げしたいという気持ちが強い」
3人は前日練習を終えて率直な感想を口にした。
小菊監督「このスタジアムに立ち、改めて4年前の感動を思い出した。もう一度あの感動をセレッソファミリーと分かち合いたいと思いを新たにした」
乾「いい雰囲気で練習できているし、緊張感がありながらいい準備できた。スタジアム全体を眺めて『明日ここでゴールできたら気持ちいいだろうな』と思いながら準備した」
瀬古「明日決勝という緊張もあり、その緊張感をプラスにして非常にいい準備ができた。昨年光栄な賞(ニューヒーロー賞)をもらい、成長できたので感謝しかない。この大会で優勝したいと思っていたので、最後結果を残したい」
10月27日『天皇杯』準々決勝で3-0で下した名古屋グランパスについて問われるとこのように返答した。
小菊監督「前線には個でゴールを奪える選手がいる。少人数でゴールを奪い切る攻撃力を持った素晴らしいチーム。我々はチームでスペース、時間を与えないようやっていきたい。強固な守備からのカウンターが一番の武器だが、対策はやってきた。名古屋相手に我々はどうビルドアップし、いかに安定して前進できるか、最後チームとしてゴールを奪うデザインをできるか、チームで共有してきた」
乾「守備が堅いというイメージがあるが、攻撃で個々の能力が高いのが印象的。そこをどう止めていくのかが大事になってくる。マテウス選手、前田(直輝)選手、稲垣(祥)選手もそう。(柿谷)曜一朗だけではないので、やっかい。いろんな選手を止めないと勝てない」
瀬古「前線に強烈なFWがいるので、そこを抑えられれば勝ちがあると思っている。先制点を取った方が有利だと思うので、先制点が鍵になる。(柿谷について)前を向かすと本当に怖い選手なので、まずボールを入れさせない、もし入っても自分が自由にさせないように遠慮せずやりたい」
『ルヴァンカップ』決勝・名古屋×C大阪は10月30日(土)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。チケットは予定枚数終了。試合の模様はフジテレビ系列にて生中継。
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