
柿谷曜一朗(名古屋グランパス) (C)J.LEAGUE
『天皇杯』準々決勝のリベンジとともに『JリーグYBCルヴァンカップ』初優勝を果たすべく、名古屋グランパスが決勝前日公式練習で汗を流した。メディア対応にはマッシモ・フィッカデンティ監督、CB中谷進之介、FW柿谷曜一朗が登場、このように抱負を語った。
フィッカデンティ監督「グランパスとして非常に価値の高い大会のファイナルに立てることが非常に大事。どういう過程でこの日を迎えるのか、これだけの過密日程で多くの犠牲を払ってこの舞台で立てることを理解することが大事」
中谷「丸山(祐市)選手が背負ってきたものを途中から受けた。主将としてファイナルを迎えるのはなかなかできない経験、感慨深い」
柿谷「決勝が決まった時からワクワクしている。僕が育った場所、名古屋へ来なかったらこのワクワクはできなかった。ただ僕個人の思いは捨てて名古屋の一員としてタイトルを取りたいというという気持ちしかない」
10月27日『天皇杯』準々決勝で0-3と完敗を喫したセレッソ大阪相手にいかに戦うのか問われると、3人はこのように答えた。
フィッカデンティ監督「何人か『天皇杯』と替えて臨むが、出せるものをすべて出せるよう選手をピッチに送り出したい。『ACL』への10月13日の出発から(隔離生活で)多くの犠牲を払ってきたが、明日の結果によって最後はいい形を迎えられる。相手どうこうではなく、自分たちがいかに力を出せるかにフォーカスしてこの2日間準備してきた」
中谷「セットプレー対策はしていかないといけない。名古屋はチームとしての守備は自信を持っている。堅い試合は得意。ガンガン行くこともできるし、うまく試合運びもできるのが名古屋の強み。『天皇杯』の負けを考えると、名古屋らしい戦い方が合っていると思う」
柿谷「水曜日は0-3で負けたが、今回の試合にアウェイゴールはない。今回の試合を全力で勝ちにいくだけ。個人がどうというより準備してきたことをチームとして90分間やり切るということだけを集中していきたい」
3人はタイトルへの渇望を口にした。
フィッカデンティ監督「明日勝つことですべてはいい方向に進む。もし負ければ失望があるが、降格とは違う。まずここまで来られた喜びを感じながら、明日勝利を目指したい」
中谷「勝つしかない。『ACL』と『天皇杯』を負けたので、タイトルかかっているのは『ルヴァンカップ』だけ。いろんな方が報われる戦いを明日したい。新しいファン、古くからのファンのために勝ちたい」
柿谷「グランパスに関わるすべての人の気持ちとともにタイトルを取りたい。誰が出ても最後トロフィーを持って喜んでいるのは名古屋グランパスだというイメージを持って今日を過ごしたい」
『ルヴァンカップ』決勝・名古屋×C大阪は10月30日(土)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。チケットは予定枚数終了。試合の模様はフジテレビ系列にて生中継。
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