
(左から)森島寛晃、宮本恒靖、加地亮 撮影:田籠哲也
FIFA(国際サッカー連盟)に加盟する208の国と地域に“笑顔をもたらすワールドカップ”、“世界が一つになるワールドカップ”をコンセプトに、2022年の大会招致を目指す日本サッカー界。その機運を盛り上げる『「ワールドカップを日本へ!」トークバトル in 大阪』が5月17日、大阪市内で開催された。ゲストにセレッソ大阪アンバサダーの森島寛晃、招致アンバサダーも務めるヴィッセル神戸のDF宮本恒靖、ガンバ大阪のDF加地亮の元日本代表勢が出演。会場に詰め掛けた800人の老若男女を前に、約1時間半に渡ってW杯に関するトークを展開した。
FIFAに提出した重さ約7kgもある「招致ブック」、最先端テクノロジーを駆使した次世代型の大会構想をまとめた招致映像がお披露目された中、会場を盛り上げたのは、3人の絶妙な掛け合い。加地&森島の「“ツイッター”って何ですか?」に始まり、「12年後は健康でいたいですね」(宮本)、「(森島は)ちっちゃいエムボマ」(加地)など、爆笑ワードが続々と飛び出した。
そして、今最も関心を集める6月11日(金)に開幕する南アフリカ大会について、3人それぞれが日本代表の勝利のプランを紹介。初戦のカメルーン戦について、「カメルーンは攻撃力があるけど、守備力に穴がある。高い位置からプレッシングをかけて、ボールを奪って……カウンターです」と加地が語れば、オランダ戦については宮本が「どれだけ0-0をキープできるか」と解説。3戦目のデンマーク戦について森島が説明するも、「勢いをつけて臨みたいですね。だから、1番大事なのはカメルーン戦だと思います」とまさかの初戦振り出しに。さらに、「遠藤(保仁)が(パスを)出して大久保嘉人が決める。そして、右サイドから加地選手が駆け上がる。こうすればデンマークに勝てると思います!」と、代表を引退した加地の名前をあげる仰天プランを語り、会場から拍手を浴びた。
本イベントは、31日(月)に愛知、6月3日(木)に埼玉、6月6日(日)に北海道、東京(詳細未定)でも開催され、中山雅史(コンサドーレ札幌)や鈴木啓太(浦和レッズ)ら地元クラブに所属する現役Jリーガーがゲスト出演する。現在、DREAM2022(2022年FIFAワールドカップTM日本招致委員会)公式ページにて観覧者を受付中。
なお、招致スケジュールは、6月10日(木)にFIFA総会でのプレゼンテーションが開催され、7月19日(月)から22日(木)まで視察団が日本を訪れる。立候補国の視察を経て、12月2日(木)に行われるFIFA理事会にて開催国が決定する予定だ。
トークバトルの日程は以下のとおり
■5月31日(月) 名鉄トヨタホテル「金扇の間」(豊田市)
■6月3日(木) 浦和ロイヤルパインズホテル(さいたま市)
■6月6日(日) 共済ホール(札幌市)
※東京は詳細未定
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